yokazemaru’s blog

ブログの内容は焼き絵・趣味・雑記など。

焼き絵を知った日のこと

どうも、こんにちは。よかぜです。
あれ?こんばんはか(笑)

今日は暖かくて過ごしやすかったけど、事務的なことばかりで作品づくりが
できなかった一日でした。
ハンドメイド作家の活動を始めたばかりなので仕方ありませんけどね。

さて、今回は私が「焼き絵」というものに出会ったときのことを話していきたい
と思います。



♦焼き絵を始めたきっかけ

まず、私が焼き絵を始めたきっかけから話しますね。

そもそものきっかけは、たまたま見たYouTubeの関連動画です。
だから~、実際に焼き絵の制作を見学したわけでもないんですよ。

ボケーっとして動画を見てたら、焼き絵の動画が目にとまったので見てみた。
これがきっかけの全てです。
なんじゃそりゃって感じですが、それが全てだから仕方ない。

ただ、焼き絵の動画を見たときの驚きは今でも記憶に残っています。

つまり、好きな動画→関連動画→驚き・興味・感動→やりたい→やってしまえ
この流れで焼き絵の制作をはじめたわけなんです。



♦とにかく焼き絵が魔法のように思えた

それじゃあ、何がどう私を驚かせてくれたかということですよね。
それは、何もないところから色が生まれるということです。

ん?どいうこと?って感じですよね。

世の中には素晴らしい絵がたくさんあります。
いろんなジャンルもあれば、描法もさまざまです。
それは絵を描く道具一つみても言えることですが、共通して言えるのはすでに
色が存在しているということです。

たとえば鉛筆や絵の具、インクやクレパス、墨汁など。
これらはすでに色が目に見えてわかるものです。


しかし、焼き絵には初めから色は存在しません。
木材や皮を焼くことではじめて色が生まれるわけなんですね。

これこそ私が最も驚き感動したことです!

あたりまえのことのようですが、私にとっては焼き絵が魔法のように思えたんです。


だってですよ、天然由来の色素どころか何もないんですから。
そりゃあ驚きました(笑)

もともと絵は好きで描いてもいましたから、なおさらスゴイ!と思いました。
色がある上で色を作るのと、色を生み出しながら色をつけていくことは、
まったく違うものです。

またその頃、黒一色の濃淡だけで絵を描くことを突き詰めようと思っていたので、
よけいに焼き絵に魅了されたんですよね~



♦いよいよ焼き絵スタート!ウッドバーニングの世界へ

こうして焼き絵に興味をもってから覚えるのに時間はかかりませんでした。
私の場合は絵が描けることもあり、その分は覚えることが省略できたんだと思います。

とにかく覚える時点で楽しかったですよ(笑)
焼き絵はウッドバーニングとかパイログラフィと呼ばれているのか~とか。
電熱ペンという道具を使うのか~とか。

やることすべてが新鮮に感じましたし、同時に焼き絵の奥深さも知りました。


最初に購入した電熱ペンは温度調節が一体型になったペンタイプのものでした。
付属パーツがたくさんあるスタートキットみたいな安いやつです。


まずは、数あるペン先のチップの種類を覚えるのと、温度調節による焼き色の入り具合を徹底的に身につけることから始めました。

チップはそれぞれ形が違うし使い方も違います。
ラインを引くのに適しているものや、焼き色をつけてつぶしていくのに適しているものなどがあるんです。

それらをさまざまな温度で焼き色をつけると、濃淡の程度がわかってきます。
ただ、その中で目安になる温度を決めることが早く覚えるコツだと気づいたんです。
人によって濃淡の好みがありますからね。

一番濃いのはこの温度、一番薄いのはこの温度だなみたいな基準を決めておくと、
焼き色の濃淡はすぐに覚えられてラクですね。


ただ、温度調節が一体型の電熱ペンだと物足りなくなるんですよね~
その違いの詳しいことについてはまたの機会に話しますね。

つまり簡単に言うと、温度調節の幅が狭いんですよ。
私が持っているのは最高で450度で、数字だけ見れば熱いです。
でも、焼き絵をするには使えない印象があります。

一番濃いところでもたかが知れた濃さなので、これでは表現の幅が狭くなります。
温度調節の幅が狭いということは、濃淡の幅も狭くなるということです。

せっかく濃いところと薄いところのメリハリを効かせたくても、全体的にうっすらした印象の絵になってしまいますね~
細かい絵や文字、小さいサイズのものを描くにはいいと思いますが。

それに描くスピードも遅いですからね。
仕上げるのに時間がかかりすぎます。

ですから、今は一体型ではないものを使っています。
それでも安めの電熱ペンですが、温度調節の幅がまったく違うのでスピードにも雲泥の差があります。
濃淡に関しては一目瞭然ですね。



そんなこんな手探りでウッドバーニングを覚えました。
手探りだからこそ余計なことも覚えますが、その余計は知識となり技術となります。

私はもっと焼き絵を突き詰めていきたいと思っています。
絶対に極めたいと強く思いますね!

好きな焼き絵を楽しんでいられることに幸せを感じます。
まあ、それだけではやっていけませんが、私には探求心があるので技術を磨き続けて

いくのみです。


魔法のような焼き絵に出会えてよかったな~


あ、もし焼き絵を始めたいという人がいたら先に言っておきますけど、
絵はうまくなるコツなんてないですからね(笑)
数を描くしかありません。
そしたらわかりますから。